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10/31/2010

梶よう子「いろあわせ」

  -摺師安次郎人情暦-がサブタイトル。今年8月半ばに出版された本だが、図書館に予約して、ようやく順番が回ってきて、台風14号がやってくる前に読み終えた。
 江戸時代、文化文政の贅沢禁止、節約奨励の時代(現在とよく似た閉塞の時代のような気もする)に、腕の良い浮世絵摺師職人として生きる男の身辺に起きる様々な事件を、摺師の技の特色と重ね合わせながら解決していく、一種のハードボイルドな推理小説でもある。「一朝の夢」で松本清張賞を受賞しているので、社会派推理小説と考えても良いのだが、話の中身は設定された時代の有様や、人の情を生き生きと映し出していて読み応えのある小説でもある。特に、男の業、あるいはペーソスといったものが巧みに描き出されていて、とても惹かれる。主人公が同じいくつかの短編を集めたようにも見えるが、実際には次々と起こる身の回りの事件を通じて、主人公の一時期の生活や思いを描いていて、なおかつその後に起こるであろう生活の変化も予兆させて終わっている。五つの事件の展開に引きずられながら、あっという間に読み終えてしまい、この後ももっと読みたいと思わせながら終わってしまう。取り上げられている事件・話題は、設定された時代にもあったであろうが、現代にも通じる社会的な課題としての要素も強い。主人公は、正に、今の時代にこんな男がいてくれたら良いのに、思わされるような人物像に描かれている。作者の語り口も上手く、引き込まれてしまう。かつて読んだ、山本周五郎の「さぶ」を思い出させるような所もあった。取材も綿密で、力のある作家だと思う。

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10/30/2010

冬の台風?

冬の台風?
 季節は秋だが、このところ冬の寒さだ。そんなところへ台風がやって来る。朝からの雨で、道端の爆ぜ蘭が倒れかかっていた。
 今度の台風は今日夕方に関東に接近するという。上陸すれば、これまでに2番目の遅い時期の上陸になるらしい。一番遅い上陸というのは11月の末ぐらいらしいが、いずれにしても季節はずれの台風上陸には違いない。しかもこのところの気温は、12月下旬から1月の温度だというから、季節はずれの感じはもっと強い。体がついていくのがやっとで、着るものはずっと遅れてしまっている。今年の秋物衣料は売れなかったに違いない。

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10/29/2010

ベイスターズ

 プロ野球ドラフト会議も終わり、横浜ベイスターズもそれなりの指名をして、交渉権を獲得したようだ。もう一年は横浜ベイスターズのようだが、その後どうなるかわからない中で、FA権のある在来の選手は出て行きそうだし、新入団の選手も本拠地がどうなるか不安があるだろう。もっともすぐレギュラーが確実だと思う選手も居るかもしれないが。
 大洋時代には、独特のフォームで打率を稼ぐ選手が居たり、素浪人みたいな妙な外人選手が居たり、リーグ戦順位は低くても、個性的で大物食いをするエキサイティングなチームだったのだが、横浜に来て優勝して以来、すっかりそんな雰囲気を失ってしまっているような気がする。最近の球団売却話で、本拠地移転の話も出た。地元ファンをひきつけていく要素も、これですっかり薄れてしまったのではないかと思う。
 もう横浜を出て行ってかまわないし、どこか新しい天地で元気を取り戻してくれたら、その方がよいのではないかと思う。ベイスターズも、東京の衛星都市のような横浜で、巨人の二軍のような状態で居るよりも、もっとのびのびできるところでやったほうが、魅力的な球団になるだろう。

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10/27/2010

間もなくAPEC

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 みなとみらい地区は、街路の並木が色づき始めている。今この辺りでは、11月7日から始まるAPECに備えて、日に日に警戒が厳重になってきているようだ。全国からの県警のパトロールカーが走っていたり、警官の輸送車両が走ったりしている。今年は、日本が議長国となって生物多様性会議も含めて様々な国際会議が開かれてきた。その集大成が、このAPECになると言っても良い。グローバルな環境の中で、この先日本がどのような役割を担っていけるのか、どう影響力をもっていけるのか?日本の将来が占える重要な会議と言えるだろう。その分、テロの心配も大きいのだが、実りある会議になることを期待したい。

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一気に冬だ

一気に冬だ
昨日の夜中に木枯らしが吹いた。空は高く、一気に冬だが、久しぶりの日差しに、猫も気分が良いようだ。

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10/26/2010

補遺の庭へ・鎌倉

補遺の庭へ・鎌倉
予想に反して午後から雨模様。鎌倉の近代美術舘に行った。岡崎和郎展補遺の庭。石膏で囲まれたインスタレーションの、哲学的な空気に浸ってきた。美術舘そのものも取り込んだ、補遺の庭は面白い。

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10/25/2010

勘九郎地蔵尊

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 南区六ツ川の坂を登り切った不思議な三叉路の角に、勘九郎地蔵尊という小さな祠があった。この坂道は弘明寺から鎌倉へ通ずる「塩の道」とも言われた古い道だそうだ。勘九郎というのは昔の歌舞伎役者で、この辺りで追いはぎにあって殺されたものらしい。引っ越し村というこの辺りの村人が、彼を哀れんで、地蔵尊の石像を建立したという。その後、この辺りの村ではあまり疫病に苦しむこともなくなったと、由来には書いてあった。
 この道を少し先に行くと、子ども医療センターの本館脇の方へ出る。由来板にも、地蔵の霊験のいわれとも重なって、近代に入って新しい地蔵を建立したというようなことも書いてあった。祠の中には、古いものも併せて三体の地蔵尊があり、一番古いものは1660年頃の建立だという。

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10/23/2010

今日は満月だが

今日は満月だが
住宅地の上に満月が昇っている。お月見に良い大きさだが、生憎、今日は雲が多過ぎる。

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日だまりがあった

日だまりがあった
今朝はめっきり寒くなった。猫は早速日なたを探して、良い暮らしを楽しもうとしている。

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10/22/2010

いつの間にかススキが

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 ススキの穂がきれいに輝く季節になった。曇り空続きで、このところお月様を見ていないが、確か、一昨日あたりが十三夜で、今日あたり満月だったのではないかと思う。晴れていれば、お月見には一番良い時かも知れない。そう言えば、ハートレー彗星もまだ見えるのだろうか。最近は夜空が明るすぎて、天の川も見えないが、ちょうどオリオン座流星群が見られるようだし、今年は、ハヤブサの帰還がすごい話題になっていた。夜空の賑やかな年でもあるようだ。

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10/21/2010

雨の坂道

雨の坂道
国道1号に出る坂道の途中にも、カーブミラーがある。右手の柿木も、実が色づいている。

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10/20/2010

カーブミラーから見る東戸塚

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 このところまた曇り空の鬱陶しい日が続く。外へ出るのは何となく夕方になってしまう。坂の多い横浜のなかでも坂の多い東戸塚。その中でさらに進旧東海道の権太坂に挟まれた地域に住んでいる。この辺りは道路の至る所にカーブミラーが設置されているような気がする。夕方の散歩のついでにそんなカーブミラーの中を覗いてみた。Rimg0012


 カーブミラーにも坂道は映っているが、道路標示もかなり坂のきつさを表現している。ただでさえ狭い尾根道が、あっと思う内に、急な下り坂となる。大きな字で速度注意と書いてあるが、間に合うだろうか?道路標示の当たりをとった線が、一層のスピード感を浮き彫りにしているようだ。

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10/19/2010

今井川のゴイサギ

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 JR保土ヶ谷駅近くの今井川は、周囲の環境から考えられないほど、数多くの野鳥を見かける。この辺りは、名前はわからないが、川魚も豊富だ。そんな川魚を狙っているらしいゴイサギを見かけた。羽の色から、まだ成鳥ではなく、2~3歳の若い鳥のようだ。グレーの体に白い斑点があるところから星サギという言い方もあるらしい。本来は、夜に活動することが多いらしいが、見かけたのは午後3時前後だった。

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落ち葉の季節に(2)

落ち葉の季節に
ルリマツリモドキの葉が紅く色づき、同じ鉢に育った山芋の葉は黄色くなった。落ち葉の季節が、早足でやって来る。

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10/18/2010

駐車場に赤い花

駐車場に赤い花
ペットボトルを出しに来たら、脇の駐車場に、蔓草の赤い花が咲いていた。

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10/17/2010

黄緑の小さなテッセン

黄緑の小さなテッセン
テッセンの小さな花が咲いた。二番花なので、どうしても小ぶりになる。でも、淡い黄緑色が可愛らしい。

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10/15/2010

落ち葉の季節に

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 フェンスの内側の柿の木が、柿紅葉となって葉を落とし始めている。これから、風が吹く旅に落ち葉が増えてくるだろう。確かに、これから一気に秋が深まって、速く冬になるのかも知れない。心なしか、私の秋のアレルギーも軽くなってきているようだ。それにしても、今年は秋晴れの天気になかなか恵まれない。

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10/14/2010

秋の夕暮れ

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 横浜は坂の多い街だ。もちろん東戸塚も例外ではない。夕方、急な坂を家路につくのは、そこはかとないつらさがある。カーブミラーは、秋の夕暮れの寂しさを映し込んで、冷たくたたずんでいる。

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10/13/2010

児童遊園地のコスモス畑

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 梅林から池の方へ下っていく広場は四季の花を楽しませてくれる。夏が長かったせいか、まだコスモスが盛んに咲いている。周辺の紅葉にはまだ間がありそうだ。

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クレマチスの二番花

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 我が家では、春から秋にかけてどれかしらのクレマチスが咲いている。花がだいたい終わったころに切り戻しをして、二番花を咲かせるようにしているからだ。昨日通りがかりの人が「クレマチスは春の花だと思っていたのに、何故今咲いているのか?」と訊いてくれた。妻が、切り戻しをして咲かせていると答えていたが、あまり納得がいかないような顔をしていた。その人もクレマチスを育てているようだが、あまりうまくはいっていないらしい。我が家でも、今年は例年よりも良く咲いているだけのような気もする。妻も、いろいろ失敗は多いのだと説明していた。

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10/12/2010

ホウジャクが来た

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 アメジストセージの紫の花穂に、ホウジャクという蛾の仲間がやってきて蜜を吸っている。ホバリングをしながら空中に浮いた状態で蜜を吸う。翅の動きが速いので写真に写らない。胴体だけが浮かんでいるように見える。
 長かった夏もようやく終わり、気がついてみれば、もう半月で11月になってしまう。あたりはようやく秋めいてきているが、蜜を吸いに来る昆虫も、葉や花を食べる幼虫も、そして厄介な蚊も、まだまだ元気だ。

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10/11/2010

石塀覆うキンモクセイ

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 ちょっと遅いような気もするが、今キンモクセイの香りが至る所に広がっている。若いころ良く9月末頃に奈良を巡って歩いていいたことがある。駅のホームにキンモクセイの木があり、根本に黄色の花が砂のように広がっていたのが印象に残っている。秋の初めのキンモクセイには郷愁に近いものを感じてもいる。
 石塀を覆うように育っているキンモクセイで、その背後は何もわからない。秋の初めの存在感だけが感じられる。

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10/10/2010

東戸塚の空きスペース

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 環状2号道路の下を歩いていて、府と高い階段のあるのが目についた。階段の先は見晴台か、植え込みかという感じで、よくわからないのでとりあえず登ってみた。階段は、置き捨てられたような壊れかかったベンチのあるポケットパークのような所からまた数段上がって、環状2号線の脇の歩道につながっていた。
 この辺りには、崖上に半端に残されたような空き地が結構ある。巨大な広告用看板を立てて、広告を現在募集中という所もあった。西日を浴びながら、何となくのんびり、ほのぼのとした気分になる。

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10/06/2010

黄花コスモスと蝶

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 環状2号道路沿いの側壁に、黄花コスモスを植え込んだ箇所がある。小学生たちが帰る脇で、タテハ蝶が黄花コスモスの蜜を吸っていた。優雅な一時が流れている。Rimg0020平戸永谷川、般若寺橋の近くで、アオサギが岸辺を覗いていた。しばらくすると、ザリガニを咥えて、川の中央に戻っていく。カリカリと音を立ててザリガニを食べてしまった。これも何だかのどかな食事風景とも言える。


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10/05/2010

ジャパンオープン見てきた

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 錦織は残念ながら1回戦敗退。トロアツキーはサーブも早く強かった。ナダルは、長いラリーの応酬もあったが、サービスゲームは落とさず、6-4,6-4のストレート勝ち。全く別世界のテニスの感じだが、十分楽しめた。

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セージの花陰にバッタ

セージの花陰にバッタ
今年は、バッタの数が多い。小さなバッタがメドウセージの花陰から、辺りを見渡していた。

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10/04/2010

紅白の萩

紅白の萩
金木犀の香りが仄かに大変漂いだした。煙ったような曇り日、紅白の萩がいっぱいに咲いている。

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10/02/2010

今日は秋晴れ

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 午前中はやや雲が多かったが、秋の長雨の中休みという所か、今日は秋晴れになった。心地よい風もあり、駐車場の猫たちも、気分良さそうに車の脇でくつろいでいた。(山手公園駐車場)

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10/01/2010

ようやく国会始まる

 今日から臨時国会が始まる。菅内閣になってから初めての、本格的な論戦となるはずだ。これに先立って、昨日衆院予算委員会が開かれ、尖閣諸島漁船衝突問題の議論があった。まだ、政治介入の有無とか、処理の手際の問題に終始していて、これから先にどうしていこうかというもんだには踏み込んでいかないようだ。何とか、本格的な国会論戦のなかでは、外交を含めて、身のある政策論議をしてもらいたいと考える。
 民主党政権が、国政運営に不慣れなのは野党時代が長かったことから、まだやむを得ないものと思う。本格的な議論を通じて、ダイナミックな国政運営の力をつけて行くには、それなりの時間も必要だろう。いずれにしても、本格的な国政運営能力をつけるには、国会での議論がきちんと出来なければいけない。個々の政治家の思いつきで国政を動かしては、マイナスの影響を受ける国民が多数出てしまう可能性がある。政治は、決してただ一つの正解を求めていけるものではない。国会は、真理追究の場でもない。その時点、時点で、どっちを採るのがよいか議論を深めていくことが出来るだけだ。そして、国民の様々な立場、意見を反映させていかなければいけない。そうした意味で、少数意見も尊重されなければいけない。このところ、2大政党制指向で、数あわせの政治しかできていないように感じる。早く、しっかりした議論が出来るよう、民主党も現実的な国政運営の力をつけてもらいたいものだ。

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